noteの売上が画面に出ているのに入金されないときは、売上発生→翌月2日の確定→振込申請→指定月末の入金を分けて確認してください。売れた日に銀行へ振り込まれる仕組みではありません。この記事は、有料記事やメンバーシップを販売し始めた人が、いつ現金を受け取れるか、申請忘れで何が起きるかを判断するための手順です。
振込月を決める条件
| 確認項目 | 公式の扱い | 実務で見る場所 |
|---|---|---|
| 売上の確定 | 毎月2日。前月分が対象 | noteの売上管理 |
| 通常の振込申請 | 前月末までの未振込売上合計が1,000円以上 | 振込申請の可否 |
| 2〜20日に申請 | 当月2日確定分と過去の未払い分を当月末に振込 | 申請日と予定月 |
| 21日〜翌月1日に申請 | 申請時点で確定済みの分を翌月末に振込 | 申請日と確定残高 |
9月の売上を10月に受け取る例
前月末までの未振込売上が1,000円以上あり、口座情報が正しい場合の例です。申請日の違いだけで入金月が変わります。
| 確認する日 | すること | 振込予定 |
|---|---|---|
| 10月2日 | 9月分の売上が確定したか確認 | 確定だけでは申請完了にならない |
| 10月2〜20日 | 対象額を確認して振込申請 | 10月の最終営業日中 |
| 10月21日以降 | 申請が翌月扱いになることを確認 | 11月末 |
申請後は「お支払日」と「申請中」の表示を確認してください。振込が終わるまでは追加申請できず、申請後の取り消しもできません。月初1日は振込処理中で新たに申請できない場合があるため、前月分は2日以降に確認するのが確実です。
実際に申請する手順
- noteのアカウント設定から「お支払先」を開き、銀行名、支店、口座番号、名義を登録する。名義の表記や口座の利用可否も確認します。
- ダッシュボードの「売上管理」を開き、未振込売上と確定済みの金額を確認する。スマホで見える数字とPCでダウンロードするCSVは用途を分けます。
- 「振込申請」から対象額と振込予定月を確認し、申請する。申請が完了した画面と日付を記録します。振込完了までは追加申請できません。
- 入金後、売上CSVの売上・手数料・振込手数料と銀行明細を照合する。売上総額と振込額が一致しないのは通常で、差額の内訳を確認します。
振込手数料は2026年10月3日に確認したnote公式料金で1回270円です。手数料は購入者の決済方法で変わります。公式の例では、1,000円の有料記事がクレジットカードで2件、キャリア決済で1件、PayPayで1件売れた場合、販売額4,000円から事務手数料320円、プラットフォーム利用料368円、振込手数料270円を引いた振込額は3,042円です。銀行に入る額だけを見て「4,000円売れていない」と判断しないでください。
自動振込申請を使う場合
noteには自動振込申請があります。公式ヘルプでは、毎月6日までに有効化すると7日に自動申請が行われます。7日以降にONにした場合は、次月7日からの適用です。当月2日確定分を早めに受け取りたいなら、20日までの手動申請を併用できる場合があります。自動申請をONにしたつもりでも、口座未登録や残高条件で振込されないことがあるため、翌月に実際の振込状況を確認します。
180日の預かり期限を放置しない
預かり期限は売上が確定した日から180日です。期限経過後の払出は、期限を過ぎた分だけでなく、その分を含む確定済みの未払い売上全体について判定されます。最新の売上が加わっている場合も、古い売上だけを見て1,000円未満と決めないでください。
| 公式の判定対象となる売上金 | 口座などの状態 | 期限経過後の扱い |
|---|---|---|
| 1,000円未満 | 登録メールを受信できる状態にしておく | サービス利用料を引いた額を、期限を迎えた月の翌月末までにAmazonギフトカードで支払い |
| 1,000円以上 | 有効な口座を登録済み | サービス利用料と振込手数料を引いた額を翌月末までに口座へ支払い |
| 1,000円以上 | 口座未登録 | 口座登録と振込申請が必要。ギフトカード払いになる場合もあるが上限があり、必ず受け取れるとは限らない |
例えば、判定対象の売上金が「期限を過ぎた分900円+新しい未払い分500円=1,400円」なら、900円だけで1,000円未満の扱いを選ぶのは誤りです。これは判定の考え方を示す架空例で、実際の受取額は手数料控除後に確認します。
公式ヘルプは、振込時に口座情報の不備が判明した場合や、口座未登録でギフトカードの上限を超えるなどの理由による事務局の連絡に回答しない場合に、期限を過ぎた売上が失効すると説明しています。期限が近いときは、最古の確定日、銀行情報、登録メールの3点を先に確認してください。ギフトカード番号は発行完了のメールが届くまでダッシュボードに表示されません。
「入金がない」ときの切り分け
- 売上はまだ当月分で、翌月2日に確定していないか。
- 前月末までの未振込合計が1,000円以上か。
- 振込申請の完了履歴があるか、自動振込申請の有効化時期は6日以前か。
- 2〜20日と21日以降のどちらに申請したか。想定月を1か月ずらしていないか。
- 登録口座の名義・番号・変更日を確認する。note公式は当月の振込へ新口座を確実に反映したいなら20日までの変更を案内しています。
- 振込日の翌営業日以降の処理状況と銀行明細を照合する。判明しなければnoteサポートまたは銀行に取引情報を添えて確認します。
帳簿と資金繰りは別に管理
税務上の売上計上は原則として入金日だけで判断しません。国税庁は、収入すべき権利が確定した金額をその年の収入に含めると説明しており、一定条件で現金主義の特例もあります。noteの販売日・確定日・申請日・入金日を4列に分けて記録し、自身の会計処理は税務署や税理士に確認してください。実際の銀行入金額をそのまま売上総額にすると、手数料分の売上を落としやすくなります。入金と収入の区別はアフィリエイト報酬の仕訳例も参考になります。売上・手数料・振込額の照合はnote売上CSVの記録例で具体的に確認できます。
FAQ
申請したら翌日に入金される?
いいえ。申請日の区分に応じて当月末または翌月末が予定です。金融機関の最終営業日と実際の着金も確認します。
自動振込をONにしたのに申請されない?
設定日が7日以降なら適用は次月7日です。残高、口座、処理状況を確認し、必要なら20日までの手動申請を検討します。
売上が1,000円未満なら180日まで何もしなくていい?
期限経過時の払出には条件があります。口座登録、連絡先、最古の確定日を先に整えてください。
毎月の確認を3回に分ける
- 2日以降:確定残高と最古の確定日を確認し、申請条件を満たしたか記録する。
- 20日より前:今月の入金が必要なら申請を済ませ、「お支払日」と受付状況を保存する。自動申請を使う場合も履歴を確認する。
- 予定月末の翌営業日以降:noteの処理状況と銀行明細を照合し、手数料・実入金額・翌月へ残る金額を記録する。
販売した日に使える現金として数えず、確認済みの入金予定で固定費を管理します。残高がある、申請が済んだ、銀行へ入った、のどこで止まっているかを分ければ、問い合わせ時も状況を伝えやすくなります。
公式情報・確認日
2026年10月3日にnote:売上金を受け取る、売上金について、自動振込申請、期限経過後の払出、国税庁:収入金額とその計算、note:販売時の手数料を確認しました。

