アフィリエイト収入の仕訳方法|確定日と振込日が違うときの帳簿付け

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アフィリエイトの報酬確定日と入金日は、通常一致しません。帳簿では、管理画面の「未確定報酬」をそのまま売上にせず、受け取る権利が確定した時点と入金時点を分けて記録するのが基本です。以下は現金主義の特例などを適用しない場合の説明です。

4つの日付を混同しない

段階 意味 帳簿上の注意
成果発生 読者が申込みや購入をした 否認の可能性があり、通常はまだ確定収益ではない
承認 広告主が成果を認めた ASPのルール上、金額が確定したか確認
報酬確定 受取額が確定した 売上または雑収入と売掛金を計上
振込 銀行口座へ入金された 売掛金を消し込む

基本の仕訳例

報酬10,000円が確定し、翌月に振込手数料500円を差し引いた9,500円が入金された例です。

タイミング 借方 貸方
報酬確定時 売掛金 10,000円 売上高または雑収入 10,000円
入金時 普通預金 9,500円
支払手数料 500円
売掛金 10,000円

科目名だけで事業所得か雑所得かが決まるわけではありません。活動の実態に応じて所得区分を判断し、勘定科目を選びます。帳簿の中で一貫させ、ASP名や対象月を摘要に残してください。

最低振込額に届かない報酬も確認

報酬が確定していても、最低振込額に届かず翌月へ繰り越されることがあります。入金されていないから売上ゼロとは限りません。年末時点の確定済み未入金額は、売掛金残高としてASPの管理画面と照合します。

複数ASPを使う場合の管理表

ASP 確定日 確定額 振込日 手数料 入金額
A社 11/30 10,000円 12/15 500円 9,500円
B社 12/31 8,000円 翌年1/20 0円 8,000円

月末に管理画面を保存し、確定報酬と入金額の差額を確認すると、計上漏れや二重計上を防ぎやすくなります。

ASPが増えて月次の照合が追いつかなくなったら、弥生とマネーフォワードの会計ソフト比較で、銀行明細の取込や修正、無料期間に確認する操作を比べられます。口座連携で入った振込を新しい売上として二重登録しないよう、確定報酬の記録と対応させてください。

保存する資料

  • 月ごとの確定報酬画面またはCSV
  • 支払通知書
  • 銀行の入金明細
  • 振込手数料が分かる画面
  • 否認・調整があった場合の履歴

よくある質問

成果発生日に毎件仕訳が必要ですか?

ASPの資料で内容を確認できる場合、一定の方法で月次集計する実務も考えられます。少なくとも年をまたぐ確定報酬と入金の対応は分かるようにしてください。

セルフバックも同じですか?

購入や契約と報酬がセットになるため、支出の内容や私用・事業用の区分も含めて個別に整理が必要です。

制度確認日:2026年9月19日。参考:国税庁「個人で事業を行っている方の記帳・帳簿等の保存」、収入金額とその計算

収益の種類別の確認は「AdSense・企業案件と消費税の違い」も参考にしてください。

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